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夏にはやっぱりThe Beach Boys の“All Summer Long” [好き]

ビーチ・ボーイズの最高傑作はもちろん“Pet Sounds”だと思ってます。“Pet Sounds”がビーチ・ボーイズの“Brian Wilson的側面”の頂点だとすると、もう1つのサイド、つまり“Brian WilsonとMike Love的側面”の頂点はやっぱり“All Summer Long”でしょう!アメリカ西海岸的な甘酸っぱい夏が満載です。そんな事いいながら、ずっと高校の時に貸しレコード屋で借りてダビングしたカセットでしか持っていなかったので、夏の到来と共に、あわててamazonで中古品を購入しました。久々にアルバム通して聞きましたが、やはり胸キュンです。やけに楽し気です。歌詞は見事に車とバイクと女の子と波の事ばっかり。Brianならではの美しくも切ないメロディーと、彼らのコーラスワークも冴えまくってます。

しかしその後、自分達が歌っていた歌詞も実はバーチャルな世界での出来事に過ぎ無い事に気付き、さらにはリアルな詩を歌うアーティスト達の登場によってBrianとビーチ・ボーイズは内面的な深みにはまって行くのですが...

“All Summer Long”こそが、ビーチ・ボーイズにとって一番幸福な時期の音の記録だと思います。その後の苦悩の時代が有るからこそ、このアルバムがいっそう眩しく、そして切なく感じられます。もう歌詞を見て、音を聞いて、ただただ憧れを募らせるには色々な事を知り過ぎてしまいましたが、やはり大好きな1枚です。


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