ドラマチックな夕日やU2の事など [日記]
日曜日に仕入れに行った帰りの夕日はドラマチックだった。いつもよりも立体的に見える雲や複雑な色のグラデーション、遠くの山の稜線と夕日に照らされて鮮明になった雲のアウトラインが一体となって迫ってくる素敵な空だった。タイミング良く東京と埼玉の境辺りの陸橋に差し掛かり、周囲に背の高い建物が無い事もあって、空が広くなってパノラマサイズになった。本当はその写真を撮りたかったけど運転中だったので断念。そして夕日は気づいたあとには足早に去って行く。あっという間に空は夜の顔に変化していった。
最近オレンジだけでなく、ブルーや紫色が混ざった色の夕焼け空が多いような気がする。何か理由があるのだろうか。台風と関連があるのかな。でも関東地方には来てなかったみたいだし。空の状況というのは見た目以上にいろいろと大きな変化があるのだろうか。
別のある日、たまたま寄ったリサイクル店にてU2の1980年〜1990年のベストを¥100(!)で購入した。輸入盤で未開封盤。やはり“Sunday Bloody Sunday”と“New Years Day”はカッコいいな。何となくだけど、アイルランドのバンドって感じと、ピリピリした緊張感や鋭さみたいな物が音から感じ取れて。ちょっとドタドタしたドラムも、あの時代のあの辺のバンドにしかない感覚でなかなかいい感じ。中学生の頃に年末のNHK FMでエアチェックした、その年のイギリス周辺の洋楽総集編の中に入っていた“New Years Day”だけが妙に異質でなかなか馴染めなかった事を思い出したりした。だって他がデュラン・デュランとかワム!とかだったし。でもリマールが抜けたあとのKaja Goo Gooは結構好きだったな。
アメリカ音楽に近づいて行った“Josyua Tree”以降の曲は今はピンと来ない。いい曲だな、とは思う曲はあるけど、“Sunday Bloody Sunday”や“New Years Day”に感じたような異質感は感じられない。いろいろ社会活動をしているボノは偉いと思うが。地方のバンドから全世界向けのバンドになって個人的にはちょっと馴染めなくなったけど、初期の何枚かのアルバムはきちんと聴いてみたくなった。自分も全世界に向けて何かを発信したくなったらピンとくるのかも。まあ、そんな日は来ないと思うけど。
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