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11月10日の選曲から [音楽]

ふう、最近月日が流れるのが強烈に早く感じる。本当に1年なんてあっという間で、だから所詮1年なんてこの位早く過ぎる物なんだ、と自分に言い聞かせる様にして認識を改めたりしてみる。

というわけで、久々に選曲した中から3枚ほどご紹介です。

George Michaelさんの「SONGS FROM THE LAST CENTURY」。1999年の作品。しっとりと歌い上げる20世紀の名曲の数々。YOUTUBEで初期のWHAM!の映像を見てから、わたくしの個人的なGeorge Michael再評価が来ています。こんなに艶っぽい歌声のボーカリスト、なかなかいません。2曲めのポリスの「ROXANNE」のカバーはもちろん、ビッグバンドをバックに歌い上げる1曲めもなかなかです。そういえばこの方、ギリシャ系のイギリス人だそうですね。確かにあの黒髪と目元の感じ、ただのイギリス人ではない感じです。なるほど、納得。

つづいてはイタリア系イギリス人のSimone Serritellaさんのプロジェクト、Big Bangの「Way In Jazz」。1曲目の定番名曲、「My Favourite Things」に惹かれて購入。ただし、自分の好みは1曲目、2曲目だけでした…(涙)。後半、ラテンの要素が増えてくるにつれ、ちょっと退屈になってしまいました。ラテン〜ブラジリアンハウスならもっと素晴らしい物がたくさん有るので、ちょっとお気軽な感じがしてしまい、今ひとつのめり込めず。ということは、1曲めは原曲の良さにかなり救われている?でもボーカルは良い感じです。12インチでも良かったかも。

そして、ブラジルの「今」を感じさせるリアルな声の持ち主、Seu Jorgeさんの「Life Aquatic: Studio Sessions」。「Ziggy Stardust」の楽曲を中心とした、David Bowieの曲の弾き語りカバーアルバムです。美声では無く、むしろしゃがれた、ぶっきらぼうな感じさえする歌声なのですが、そこ見える陰になぜか惹かれてしまいます。それは彼が「ファベーラ」(ブラジルのスラム街)出身で黒人だから、という事と関係があるのでしょう。ジョビンやジョアン・ジルベルト、カエターノには出せない何かを確かに持っている様に思います。裏山のサンビスタたちと繋がる、今を感じさせるミュージシャンと言っていいと思います。早めの時間帯、まだお客さんが少ないときに乗せてみる1枚。洗練とは違う方向での完成度の高さを感じ、そこに強烈に惹かれるミュージシャンです。


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32才のカン

あいやーホント音楽好きなのね。
俺はすっかり降りたからさ、
なんかその執着心∩マイペースさにヤラレそうだぜ。
そんで影響受けて同じCD買ったりして。

んじゃ
by 32才のカン (2006-11-23 04:46) 

hara_taka

カン君、どうもです!
別に降りる事も無いと思うのですが…自分のペースで追求し行けば良いんじゃないかと。っていうかそうせずにはいられないだけのことなんです、楽しみながら。そう、その方が楽しいからね。ヤラレそう?ヤラレちゃって下さい!!
by hara_taka (2006-11-23 22:57) 

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