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“フジカワエハガキ” [日記]

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当店の前の通りをもう少し西側(立川方面)に進むと、一件だけ残る四角くてこじんまりした佇まいの、2階建ての古い建物がある。素っ気ないファサードではあるが、気になる存在だった。

当店の前の通りを朝と夕方、ほぼ毎日通る男性がいた。確か、開店した日の1番最初か、2番目か、遅くても3番目くらいのお客様だったと思う。お買い物をして頂いた最初のお客様だったようにも記憶している。

その2つの気になる存在が、ある日結びついた。その男性はドローイング作家の藤川孝之氏で、その建物は藤川さんのアトリエだった。もう20年もこの地で作品を描き続けておられる。ここ数年、この地にも「黄色い鳥器店」さんを始めとして、幾つかの新しいお店ができ始め、いよいよ、藤川さんのアトリエも扉が開き始めた。

「3月13日土曜日13時より、アトリエの玄関先にて、絵葉書、絵、版画、諸国ペン先を販売する一坪店を開店予定です。」 (藤川さんのブログより)

藤川さんがアトリエの扉を開けるきっかけの、「コンコン」と響くノックの役割が果たせていたとしたら、それは嬉しい出来事。
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