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谷川岳 [日記]

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先日ふと思い立って、谷川岳へ。

5時に自宅を出発し、7時半に谷川岳ロープウェー駐車場着。8時に動き出したロープウェーに乗り込み天神平へ。8時20分頃から登山開始です。

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しばらく林の中を歩き、だんだん急勾配に。ロープ登場。ここは使わずに登れました。

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その先は急な登りが続きます。森林限界を超え、笹の生い茂る中を登っていきます。風も少し強くなってきます。山頂付近が思いっきりガスってるのが気になる…。

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最後の連続階段。そして…。

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山頂!しかし真っ白。

谷川岳の山頂は“トマの耳”と“オキの耳”の二峰に別れています。こちらはトマの耳。しばし休憩し、あっちも何も見えないかな…と半分あきらめ気分で“オキの耳”を目指します。

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途中雲が切れる瞬間が!なかなかにダイナミックな姿を見せてくれました。

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“オキの耳”に到着すると、爽快な青空、とまでは行かないものの、やはりすっと雲が引ける瞬間があって、気持ちの良い青空、そして近くの雲と遠くの雲との共演が見事な空を見ることが出来、そこそこの満足感。

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下る頃にはだいぶ雲が上がって、気持ちの良い光景を楽しみながら歩くことが出来ました。

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天神平の展望台から見る谷川岳。無事にここまで戻ってきました。この展望台まではロープウェーとリフトで一般の観光客の皆さんも来ることが出来ます。雲がかかっているのが谷川岳の山頂。あそこまで行って帰ってきたのだなあ、しばし感慨に浸ります…。

思い起してみれば、ただの観光客としてこういった感じの光景を見る度に「あの先に行ってみたいなあ。。。」なんて思ってたのですよねえ。そして実際に道具を揃え、知識を得、徐々に登る山のレベルを上げてだんだんと山の深い所まで行ける様になってきた訳です(ちなみに谷川岳のメインルートは、それほど難しい山では無いと思います)。道具を購入し、キツい思いをして体を使って登るという対価を払う。でもその対価を払う事で初めて味わう事の出来る感覚があるという事ですね。それはもちろん山登りに限った事では無く、なにに相対するときも同じだと思います。人に対するときだって、ウザい奴と思われないかな、なんて気持ちと時に葛藤しながら、そう思われるリスクも背負って思い切って懐に入ろうと努力してみたり。例えば映画もお金を使って沢山見る事で、そして自分の頭で観た物語を解釈する事で感じる物が変わってきたり。努力をしてリスクを覚悟して深い所まで行ってみようとする意志は人間ならではでしょうし、それはやはりとても大切な感情なのだなあ、と再確認しました。

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下山後。最高の1杯が待っている事は重々承知ですが、車の運転があるため家に着くまではこいつでガマンです…。次はまた八ヶ岳、小屋泊まりで縦走にでも行きましょうか。

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aya

いいですね~山!素晴らしい景色!達成感!ビール!!!

最近の自分はリスクを避けがちだなーと
はらちゃんのお言葉で気づきました。
若い時と違って転んだ時の痛さも知ってしまうと・・・
まぁ年の功で転び方も上手くなっていますかね^^
怖がらずにもうちょっと色々挑戦してみようかな!

by aya (2011-09-25 22:00) 

hara_taka

ayaちゃん!コメントどうもありがとうです。

リスク、背負って先に行きたいと思ってもその一歩が踏み出せないときもありますよね。。。でもそういう時はまだその時ではないのかも。踏み出さずにいられなくなったり、ふとしたきっかけで踏み出したりする時が来るよ、きっと。

そう思って気負いすぎずに頑張って!子育ても大変だと思うし。それにそうそう、転び方もうまくなってるし、傷みの感じ方も変わってきてるかもねー。

山、いいよー。ぜひ!
by hara_taka (2011-09-26 23:29) 

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