ジョージ・ナカシマ "New Chair Arm" [イス]
ジョージ・ナカシマの"New Chair Arm"です。
ジョージ・ナカシマの家具は、米国ペンシルヴェニア州ニューホープの工房“Conoid Studio”と、香川県の桜製作所の2カ所のみで製作されています。
右側は残念ながらスピンドルが1本折れている状態ですので、少しお安めに。
幅630、奥行き600、高さ990、座面高さ440(売約済み どうもありがとうございました。)
10本の細いスピンドルは、一見丸い棒のように見えますが、近くで見ると少し鉋の跡が残っており、触ってみるとやや角があることが分かります。
背の笠木は、両端のスピンドルの先端から打ち込まれた楔で固定されています。
アームの形も特徴的で、内側は人体に寄り添うような曲線。
座面は厚いウォールナットの無垢板を3枚繋ぎ合わせて作られています。
座った時の脚の形に合うよう削られており、木の堅さを感じさせない座り心地です。
脚も座面と同じくウォールナットの無垢材。
ディテールに注目する程に、ジョージ・ナカシマの家具作りに対する高い美意識、それに応える職人の高い技術が感じられる非常に精巧な作りのアームチェアです。
ジョージ・ナカシマの家具はなかなか中古で出回る事がありませんので、お探しだった方はこの機会に是非。
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