戦前の日本の椅子 楢無垢材

日本製、戦前に作られた古い椅子をご紹介します。座面はブルーのモケット地に張り替え済み。


フレームには楢の無垢材が使用されています。背もたれ中心の材にのみ突板が貼られており、木目が斜線のような模様になっています。装飾がほどよく控えめでありながらも、ややアールデコの影響も見受けられ、当時の雰囲気が感じられる椅子だと思います。

幅440、奥行き460、高さ855、座面高さ440　（売約済み　どうもありがとうございました。）

　　

フレームはこの頃の椅子らしいストレートなライン。楢材特有の木目が大変良い風合いに。


背もたれは見通しがよいので、雰囲気が重くなり過ぎないのも良い所。


座面はコイルスプリング入りで、大変良い座り心地です。


このシンプルさと時間を経たことによる雰囲気のある佇まい。探そうと思うとなかなか見つからないような気がします。手前味噌ですが、長く大事にしたくなる1脚だと思います。