古い日本のガラス戸棚 昭和初期

欅の様な雰囲気の木目の無垢材が使用された、昭和初期のガラス戸棚です。2段重ねの構造。


戸にはゆらゆらと揺れる古いガラスが残っています。格子のバランスもいいですね。書庫、収納棚以外に店舗什器などディスプレイ用にもお勧め。

幅1,210、奥行き275、高さ1,694（売約済み　どうもありがとうございました。）



外枠、棚板共に、正面には縁取りの装飾があります。


引き戸の桟も面取り加工されてよりスリムに見える様に工夫されています。細部まで手の込んだとても見栄えのよい作り。


上下段とも棚板は固定式で、はっきりとした木目が綺麗。


引出しは3杯付き。


取っ手は交換しています。元のネジ穴がやや見えますが、それほど目立たないと思います。




フレームの角などに、凸部分が欠損している箇所が見られます。
細かい傷みはありますが、全体的には悪くない状態です。


時代を経た趣きがあり、佇まいがとても素敵だと思います。
中に置く物でも、また表情が変わってきそうですね。