80年代 arflex社製チーク材キャスター付きボックス [箱モノ]
80年代頃のものと思われる、チーク材が使用されたキャスター付きの箱モノ家具を2点ご紹介します。
arflexにてされた購入との事。おそらくオーダーで作られた物でしょう。arflexとチーク材の組み合わせは意外ですが、デザイン的には北欧モダンというより、やはりイタリアンモダンと言った雰囲気です。
どちらもキャスター付きで、センターテーブルとしてもお使い頂けそうなサイズ。内部は収納になっています。
右 655、655、540(売約済み どうもありがとうございました。)
左 667、667、475(売約済み どうもありがとうございました。)
まずはこちら。円形の装飾が側面を一周しています。
チークともう1種類はブナでしょうか、色味の違う材を、木目の縦と横を交差させて張り合わせて削り出しすことで、同心円による模様が表現されています。なかなかおもしろい表現ですね。
天板はスライド式で、左右どちらからも開ける事が可能。ストッパーが付き、全開しない構造になっています。
中には取り外し可能なアルミのトレー2枚付き。
箱と扉の納まりもきれい。とてもよくデザインされていると思います。状態も良好。
丸いキャスターが可愛らしいですね。こういうタイプのキャスターもビンテージならでは。
続いて、こちらのシンプルなタイプを。
左右対象なデザインがきれいです。
扉は片側ずつ開きます。
蝶番も取っ手も真鍮製で、いいアクセントに。
中にはスライド式の木製トレーが1つ付属します。
天板とトレーは乗せてあるだけですので、このように取り外しも可能。
角の合わせ方が個性的です。こういったディテールに“イタリアンモダン”なデザイン性を感じます。
角を中心に、全体的に表面突き板のダメージが見られますので、少しお安めに。実用に問題はありません。
中のトレーなどを見る限り、バーキャビネットとして作られた物のように思います。ソファ前のテーブルの天板をスライドさせて、中からグラスとブランデーの瓶を取り出す...。そんな大人な光景が目に浮かぶ様な。
イタリアンモダンと北欧モダンがミックスした様な、ちょっとおもしろい家具です。なかなか珍しい物だと思います。
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