J.L. Moller No.77とNo.85 チーク材 [イス]
デンマークを代表する家具工房、J.L. Moller社の、チーク材フレームの椅子2種です。どちらも創業者である、Niels.O.Moller(ニールス・O・モラー) によるデザイン。
右は59年に発表されたNo.77、左は81年に発表されたNo.85。2脚ともブラックのビニールレザーに張り替え済みです。
右 No.77 幅490、奥行き500、高さ760、座面高さ440(売約済み どうもありがとうございました。)
左 No.85 幅500、奥行き510、高さ850、座面高さ440(売約済み どうもありがとうございました。)
こちらは背もたれの形が特徴的なNo.77です。
背板の裏側は膨らみを持ったラインを描く、有機的なデザイン。
若干色ムラが見られますが、それほど気にならないものだと思います。
美しい接合部。先端にかけてテーパーがかかっているのも良いデザインです。テーブルにしまった時も椅子の表情を楽しめそうです。
少し表情のあるビニールレザーを使用しています。お手入れしやすいので、ダイニングチェアにはとても使いやすい素材だと思います。
こちらはNiels.O.Mollerが亡くなった81年に発表されたNo.85。
背中を包むようなラインがきれいな後ろ姿。
角や接合部の美しい仕上げは、デンマークを代表する家具工房であるJ.L.Mollerならでは。
時間が経ったことでチーク材が良い風合いになっています。
Mollerの椅子は、ビンテージでもフレームにゆるみが生じた物は見た事がありません。デザイン、作りが確かな証拠ですね。ぜひ長くご愛用下さい。
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