天童木工 柳宗理デザイン“バタフライスツール” [イス]
1956年に柳宗理が天童木工社から発表した、バタフライスツールのご紹介です。材はローズウッド。
“バタフライ”という名前は、羽を広げた蝶をモチーフにしたことに由来しています。
正面から見ると「天」という漢字や、神社の鳥居にも見え、
日本的な要素も含んだ、ジャパニーズ・モダンデザインを代表する名作です。
幅425、奥行き310、高さ387(売約済み どうもありがとうございました。)
羽が広がったようなデザインは、天童木工の成形合板技術を無くしては完成し得なかった美しい作りです。
左右対称に的に合わせられた木目。
3次元の滑らかな曲線がきれい。
ローズウッドの木目も美しいですね。
2枚のプライウッドと、1本の真鍮の棒で構成されたシンプルな作り。
座面の裏に天童木工のロゴシールと、パーツの識別番号表記があります。
座面に少しスレや傷が見られますが、大きく目立つほどではなく全体的にはきれいな状態です。
脚の底面に使用跡が見えますが、構造的な問題はありません。
天童木工社のロゴマークのモチーフとしても知られる、バタフライスツール。
日本のモダンデザインを代表する不朽の名作です。
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