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アンティーク ウィンザーチェア 1800年代後期 [イス]

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1800年代後期の物と思われる、ウィンザーチェアです。立体感のある挽き物が見事。

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ボウバックと呼ばれる伝統的な作りで、クラシックな雰囲気。
曲げ木部分にはビーチ材、座面には無垢のエルム(楡)材が使用され、時を経てたいへん味わい深い質感になっています。

幅645、奥行き705、高さ1120、座面高さ460(売約済み どうもありがとうございました。)


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背もたれは高めのデザインで、笠木が弓のように丸く作られている事から、“ボウバック”と呼ばれています。

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アームの先端には丸みのある形になっており、優しい印象。

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存在感のある挽き物のスポーク。

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座面は厚い一枚板を削り出して作られており、不規則な曲線に削られています。椅子のゆがみに合わせて、また座っていた人の好みに合わせて削り直したりしたのでしょうか。

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脚も綺麗な挽き物の作り。少し塗装の傷みが見られますが、これもこれでいいビンテージ感かと。

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エルム材の木目が綺麗な座面も、とても味のある質感に。

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透かし彫りの装飾で、後ろ姿も美しい。
背もたれはやや歪んでいますが、構造的な問題はありません。

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笠木に、曲げ加工をした際に生じたと思われる表面の割れがあり、

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座面に若干のクラックが見られますが、ご使用に支障は無い程度です。

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アームの先端の塗装が落ちていますが、これも長年愛用された証でしょう。

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腕のいい職人によって丁寧に作られた事が感じられます。どの角度も絵になる、すばらしい存在感のウィンザーチェアです。

まさに本物のアンティーク。


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