Ben Shahnのポスター 1976年 [その他]
(クリックで拡大)
20世紀中頃に活躍した、リトアニア生まれのユダヤ系アメリカ人画家、Ben Shahn(ベン・シャーン)のポスターです。
1969年に他界してから7年後の1976年の10月から1977年の1月にかけて、ニューヨークのJewish Museumにて開催された回顧展の為のもの。当時のオリジナルです。
“All That Is Beautiful”というタイトルの、1965年に描かれた作品をベースにしたデザインです。
縦545、横710(売約済み どうもありがとうございました。)
青、赤、黄色で“ALL THAT IS BEAUTIFUL” “BUT FOR REMEMBRANCE SAKE” “THE ART OF PHEIDIAS”と。
バックに描かれているのは高層ビルや工事現場のクレーン。
手前にはステンドグラスの建物が。教会でしょうか。ギリシャ的なモチーフも見られます。たくさんのテレビアンテナのような線も。
常に「人間」に寄り添う作品を描き続けたベン・シャーンが見た、当時のニューヨークの心象風景的作品でしょうか。
ゴールド色のフレームもこのポスターによく合っていると思います。
ポスターに細かいシミが見られ、
フレームにも小さな傷などが見られます。
モダンな家具との相性もよし。使われているフォントもとても良いですね。
なかなか貴重な、ベン・シャーンの70年代のオリジナルポスターです。
コメント 0