古い日本の小振りなウィンザーチェア ナラ材 [イス]
ナラ材が使用された、古い日本製のイスをご紹介します。とてもいい風合いになっており、小振りで可愛らしい印象。
コムバック(Comb Back)と呼ばれる、真っすぐな笠木が特徴のウィンザーチェアのデザインがモチーフ。華奢ですがしっかりしており、とても良い作りの椅子だと思います。
幅350、奥行き440、高さ820、座面高さ445(売約済み どうもありがとうございました。)
ナラ材が時代を経て味わい深い質感になっています。
背もたれのスピンドルは先端が細くなり軽やかなイメージ。先を細く加工する事で笠木もスリムにすることが出来、全体の印象がより軽やかになっています。
座面は2枚の無垢材を接いで作られており、削り出された中央にある丸い凹みが身体にフィットしてくれます。
脚と座面の接合部も細く加工されており、繊細な印象に。
中央が少し膨らんだ足の貫のフォルムもポイントですね。
写真左の物。座面にやや細かいスレがあります。
脚の先端にはキャップが付けられていた跡があり、
少しアタリがあります。
写真右の物も、座面に少しスレと色ムラが見られます。
背もたれのスボークにもやや色ムラがあります。
また、脚にはこちらもキャップの跡が残り、細かいキズなどもありますが、古い物にしては綺麗な状態です。
どちらもグラつきなども無く、しっかりした状態。
きちんと乾燥された良い素材が使用され、高い技術でしっかりと作られた事がうかがえる、いい椅子です。
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