日本の小振りな本棚2種 ナラ無垢材

小振りなサイズ感の本棚2種です。
両方とも日本の古い物で、ナラの無垢材が使用されています。

左　幅600、奥行き205、高さ1,030
右　幅530、奥行き200、高さ860（売約済み　どうもありがとうございました。）



先ずは写真左側の物から。
背板のない構造で、透け感があります。


4枚の棚板は組み込まれているだけの作り。少しはみでているところが可愛らしいですね。


棚板も長方形に抜けており、デザインの1つのポイントになっています。


はっきりした木目がいい雰囲気です。






少し色ムラやキズが見られます。組んでいる部分に少し隙間が空いたりしている部分もあります。


また欠けなども見られますが、構造的な問題が生じる程ではないので、通常のご使用には支障がないと思います。


続いて右側の方です。


アールデコ調のデザインで作られており、昭和初期の物だと思います。


両側に作られた幾何学的な装飾が個性的。


台形にカットされたトップも特徴的ですね。
中心には装飾などが付けらていたと思われる彫り跡が残っていますが、これもこれで表情の1つになっているようにも感じます。


脚と下の幕板もバランス良くカットされています。


ナラの無垢材もいい質感。




小キズやスレが見られますが、構造的な問題はありません。


どちらも、それぞれに工夫が凝らされて個性的な、味わいのある質感の本棚です。