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5周年記念「Let'Em In 文化祭」 ブログトップ
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参加作家紹介「NEW ATLANTIS」 [5周年記念「Let'Em In 文化祭」]

今回はアクセサリー作家さんも数名ご参加頂いています。その中のお一人、NEW ATLANTIS(ニュー アトランティス)さんです。

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アクセサリーデザイナーの由里葉さんが主催のNEW ATLANTISさん、サイトでご覧頂ける通りアンティークのパーツをいろいろ組み合わせたアクセサリーを製作する作家さんです。某国立大学院在籍中の日本の近代文化の研究者という興味深い一面もお持ちです。昨年の募集告知をご覧頂いて、ご応募頂きました!

使用しているパーツそれぞれは男心をくすぐりそうなものが多いと思うのですが、仕上がりには少女っぽさも感じられて。でも素材の印象からか、甘い雰囲気ではなく。かといってクールで冷たい訳でもない。そんな不思議で個性的なアクセサリーたちですね。

普段からアンティークのパーツをお使いの由里葉さん、何度も倉庫まで足をお運び頂き、細かい古い物をいろいろお渡ししました。由里葉さんの手にかかるとまた違った表情を見せてくれそうで、仕上がりがとても楽しみです!

参加作家紹介「TOAST CRAFT CLUB」 [5周年記念「Let'Em In 文化祭」]

続いては木工作家の「TOAST CRAFT CLUB」(トースト クラフト クラブ)さんです。

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いい表札!

TOAST CRAFT CLUBを主催する影山英理子、当店のスタッフでございます。武蔵野美術大学の映像化を卒業後、東京都の職業能力校で木工を学び、当店で働きながら、倉庫の一角をアトリエとして作家活動を開始しはじめた所です。

彼女のセンス、多くの木工家さんとはだいぶ異なる部分があるのでは、と思っています。本人曰く、「ポップとクラシックの間をいったりきたりしている」との事。確かに。ものの面白がり方は非常にポップかつヒップホップ。しかしクラシックな西洋彫刻の技法も身に付けている。そのあたりのセンスと技術がどう融合していくのか、今後の活動をとても楽しみにしている今日この頃です。

影山は木の箱をなんだかいろいろといじくっている様子。彼女なりのセンスが炸裂するのをおおいに期待していようと思います。

参加作家紹介「関田孝将」 [5周年記念「Let'Em In 文化祭」]

今回のご紹介は金属造形作家、関田孝将(せきたたかまさ)さん。

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立川の石田倉庫にアトリエを構える関田さん、当店との最初の接点は4年前の「国立市北区商店会50周年記念ワイワイ祭」の時でした。“ラマパコス”としてカレー屋台を出店してもらったのがもう4年前とは。。。

あれから当店にも関田さんにもいろいろ変化が。当時関田さんが住んでいた大学通沿いの平屋は今はなく、現在谷保に店舗を準備中、お嫁さんももらって今月末には結婚式との事!ちょっと感慨深いですねえ。長く仲良くさせてもらっている、ご近所の頼もしい作家さんです。

そういえば今回の企画、きっかけは関田さんだったりします。当店の倉庫の引越を手伝ってもらったとき、お礼(?)に倉庫にころがっていたガラクタを「好きなの持って行っていいよ!」と声をかけた所、キャッキャ言って喜んであれこれ持って帰ったのでした。こちらが、とてもそのままでは売り物としては考えられない物達も、ものを作る方々にとっては面白い「素材」になりうるのだな、と気づいたのでした。それから、「いろんな人達にこうやって参加してもらったら面白そう!」と思いついたのが、今回の5周年企画なのです。

関田さんには、鉄のパーツや部品などをいろいろ渡しています。この企画の発端として、いいもの、面白いもの作ってくれないと困りますよ!などとプレッシャーかけてみたりして。

参加作家紹介「清水直子」 [5周年記念「Let'Em In 文化祭」]

今回は陶芸家、清水直子(しみずなおこ)さんをご紹介致します。

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5月の清水さんの西荻窪Fallさんにての個展で購入した小さな陶器の人形。当店に飾っております。たまに「おいくらですか?」などと訪ねられたりもして。

てびねり陶芸家の清水直子さん、最初にお会いしたのは3年程前、阿佐ヶ谷のCONTEXTさんでの版画家坂本千明さんとの2人展にて。動物モチーフの豆皿や人形の他に、不思議な、建物のような小さいオブジェを色々作っておられたのが印象に残っています。先日久々に拝見した清水さんの個展では、それらが更に洗練されていたように感じました。すごく面白かったです。写真の人形の他にも色々興味深い作品がありましたよ。清水さんもけっこう幅が広い方だな、と勝手にシンパシーを感じております。

清水さんには底が丸くて自立しないガラスびんをお渡しして、なんとかしていただこうかと。どんな風になんとかしていただけるのか!?

参加作家紹介「齊藤敦子」 [5周年記念「Let'Em In 文化祭」]

続いてもイラストレーターさん。齊藤敦子(さいとうあつこ)さんです。

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映画のワンシーンのような雰囲気の齊藤敦子さんのイラスト。タッチ、色使い、どこか不機嫌そうな登場人物達、個人的好みにガチッとはまっています。やはり映画や音楽が大好きとの事。具体的なあの映画のこのシーンというわけではないのですが、背後のストーリーを感じさせてくれるイラストですよね。こちらで齊藤さんの作品を色々ご覧頂けますよ。とにかく、描く事が好きでずっと続けて来た、という事が見る者に伝わってきます。最近は香港のMilk Mgazineという雑誌のお仕事もされているよう。徐々にプロのイラストレーターとして活躍し始めています。これからの齊藤さんに注目です。

齊藤さんには昔のアメリカの本や木の札などをお渡ししています。独特な雰囲気のイラストでどんなアレンジをして頂けるか、とても楽しみ。

当店の新しいショップカードのイラストも書き下ろして頂いており、文化祭でお披露目出来そうです。こちらもどうぞお楽しみに。

参加作家紹介「小関祥子」 [5周年記念「Let'Em In 文化祭」]

今回の企画、イラストレーターさんにも数多く参加して頂いています。その先陣を切って、小関祥子(こせきしょうこ)さんのご紹介。

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写真は先日谷中のやぶさいそうすけさんにて開催されていた小関さんの展示の様子。くまのモビール!

小関祥子さんのイラストはサイトのタイトルの通り、色紙をカットしてはり合わせる切り絵の画法で描かれています。切り絵ならではの立体感とマットな色の質感が個性的です。それを素材に印刷された物ももちろんいいのですが、やはり切り絵のリアルな質感はまた独特で魅力的。0.数ミリの紙の厚さ分だけなのですが不思議です。

最近、日常的なモチーフをデザインした日常的に使える紙物をご自身のサイトで販売し始められました。是非チェックしてみて下さい。

rhymester好き、そして映画好きという個人的な共通点もあり普段から親しくさせてもらっています。そんな小関さんには動かなくなったゼンマイ時計を大小いろいろお渡ししました。イラストを超えた表現が楽しみです。

参加作家紹介「camp」 [5周年記念「Let'Em In 文化祭」]

カ行に突入、camp(キャンプ)さんのご紹介です。

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上の写真は2年前の新宿OZONEでの大原 温、東端桐子展の様子。

家具製作のcampこと大原 温(おおはらあつし)さん、実はroom 103を作る際にも大変お世話になりました。パートナーであるstraight design labを主催する建築家の東端桐子(ひがしばたきりこ)さんと共に、room 103の基本設計、現場管理などをお願いしました。ファサードのスチールサッシはroom 103の顔として本当に有り難い事にお客様にも大変好評なのですが、お2人がリノベーションを手掛けた大阪の印刷所のファサードの繊細なスチール枠サッシワークを拝見し、「これだ!」とお声を掛けさせて頂いた次第です。というわけで、room 103の空間はお2人のおかげなのです。

デザイン的にはミニマルでモダンなcampさんの家具、straight design labさんの住宅ですが、お2人の事務所兼お住まいには細かいかわいいものがいろいろ置かれていたり、お勧め頂いたApartamentoというスペインの雑誌が程よく雑然とした内容だったり、そんな、ミニマルモダンに終わらない収まらないセンスが、個人的にも信頼共感出来るポイントでした。

大原さんとも最初の出会いはお客様として。お客様でいらしていた時には長身でクールな印象でしたが、親しくさせて頂くほどに可愛らしい笑顔(失礼…笑)を見せて下さっています。しかしそれと同時に、それ以上に、プロフェッショナルなお仕事振りが強く印象に残っています。

いくつかの、そのままではちょっと微妙な感じの家具達が、campさんの手に渡ってどんな風になるのでしょうか。

参加作家紹介「榎本悦子」 [5周年記念「Let'Em In 文化祭」]

続いては陶芸家の榎本悦子(えのもとえつこ)さんです。

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国立にアトリエを構え、磁器を中心に創作活動をしておられる陶芸家の榎本悦子さん。黄色い鳥器店さんのスタッフさんでもありますので、お店でお会いになった事がある方も多いかもしれませんね。黄色い鳥器店さんでは金継ぎ教室も開催しておられます。

磁器というとツルッとして端正で、陶器と比べるとどちらかと言うとクールな印象ですが、榎本さんの作る磁器は心地の良いザラつきがある、独特の感触が印象的です。「光」を意識した作品に感じる温かみ、榎本さんならではのものなのでしょう。

国立の大先輩でもある榎本さん、お話好きで楽しいお人柄。お渡しした鉄や口の割れた陶器、木のパーツなどがどんな風に変身しているでしょうか。

参加作家紹介「N-tree」 [5周年記念「Let'Em In 文化祭」]

今日から「LET'EM IN 文化祭」にご参加頂く皆様を紹介していきたいと思います。まず、room 103にて展示予定の皆様を50音順で。という訳で、N-tree(エヌツリー)さんから。

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国分寺を拠点に、世界中で活躍する庭園美術家の、N-treeこと長崎剛志(ながさきたけし)さんは、東京芸術大学の絵画科油画専攻卒業という経歴の持ち主。数年前まではロンドンを拠点にお仕事をされており、最近はアジアでのお仕事が多いとの事。やはり経歴が経歴だけに、非常に個性的で、かつバランスの取れたお庭作りに世界を飛び交っておられます。造園だけでなく、オブジェなどの芸術作品も作成されており、なかなか希有でユニークな存在だと思います。サイトで是非今までのお仕事をご覧になってみて下さい。面白いですよ。

今回ご参加頂く作家さんの中には、当店のお客様としてよく足を運んで頂いた方が何人かいらっしゃるのですが、長崎さんもそのおひとり。エネルギッシュで、生命力の強そうな方だな!とお会いする度にいつも思います。知らない国で庭を造る、想像しただけで苦難の連続だと思うのですが、その苦難も込みで楽しんでしまう、そんなパワーを感じる人物なのです。

今回は壊れた椅子や古い額などをお渡ししています。長崎さんならではの、ダイナミックな表現になるのでは、と楽しみにしています。

6月21日(金)〜30日(日)「5周年記念 LET'EM IN 文化祭」です! [5周年記念「Let'Em In 文化祭」]

久々のお知らせとなってしまいました…。あっという間にもうすぐです!

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6月21日(金)〜30日(日)、「5周年記念 LET'EM IN 文化祭」開催のお知らせです。

昨年の秋に参加作家さんの募集をしまして、有り難い事に24組の作家さんのご応募を頂きました。お会いしてお話ししたり、倉庫に来て頂いて色々見て頂いたり、材料をお渡ししたりの過程を経て、いよいよ本番が近づいて参りました。

会場は2カ所。room 103にて17組の、黄色い鳥器店さんの3階にて7組の作家さんの展示を行います。

room 103展示作家
N-tree(造園、オブジェ製作)
榎本悦子(陶磁器)
camp(家具製作)
小関祥子(イラスト)
齊藤敦子(イラスト)
清水直子(陶芸)
関田孝将(金属造形)
TOAST CRAFT CLUB(木工)
NEW ATLANTIS(アクセサリー)
羽田明美(生花)
福永宝飾店(アクセサリー)
peker chise(キャンドル)
Marca(ドライフラワー)
丸山晶崇(グラフィックデザイン)
山内崇嗣(アート)
よしいちひろ(イラスト)
ricamera(写真)

黄色い鳥器店展示作家
相原暦(布物)
空想製本屋(製本)
cotori(イラスト)
ZAN(服飾)
Sonoji(イラスト)
みはに工房(染め物)
mi fois 2 million(ファブリック)

そして会期中、room 103にまたOYATSUYA-SUNによるカフェがオープン致します。
今回のフライヤーのデザインは、文化祭にも参加して下さる丸山さんにお願いしました。
これだけだとわかりづらいかもしれませんが(わかるかもしれませんが!)これがちょっとまた面白いフライヤーとなっています。手元に届きましたら詳しくご紹介します!

なかなか盛りだくさんなラインナップとなりました。
それぞれの皆さんについてはまた追ってご紹介致しますね。

24組による、古物とクリエイションの成果、どうぞおたのしみに!
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