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秋田木工の曲げ木の椅子 [イス]

DSCN9984.jpg

楢材のテーブルに合わせていたのはこの椅子。日本のトーネットこと秋田木工のベントウッドチェア。説明不要の定番デザインですね。同社は1910の創立との事ですから、すでに100年近くの歴史があるんですね。

黒く塗装されたフレームと、籐の座面の色の対比が良い感じです。座面の籐に使用感があり少し伸びている感じですが、使用に支障は無い程度です。

幅410、奥行430、高さ875、座面高さ430
(売約済み どうもありがとうございました。)

今年の2月頃にトーネット社と無印良品が共同開発した新しいデザインの椅子を発表しましたが(デザインは深澤直人氏)、メーカーの都合で作られたデザイン、という印象だけが残り、あまり魅力を感じません。トーネット社の椅子は高価なので、もっと手頃な価格帯の物を、という理念は解ります。でもそれならば、日本では秋田木工の製品で良いのでは?テーブルのラインと揃えたという横材のデザインも、あまり効果的ではない様な…。やはりこの手の椅子は、この曲げ木の感じが最大の魅力だと思います。

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x-ray

無印良品との共同開発、知らなかったので早速検索してみました。
まっすぐな笠木と前脚、四角い座面。
曲線が織りなす流動性が
たった三本の無骨な直線によって堰きとめられてしまった様。
シルエットだけみたらそんなに変ってはいないはずなのに
あそこまでエレガントさが損なわれるなんて
デザインは奥深いですね。


by x-ray (2009-10-05 02:03) 

hara_taka

x-rayさん 誰の為の何の為のデザインなのか、それが内向きなだけな印象ですよね。個人的には完成されきっているトーネットの曲げ木の椅子をリ・デザインする必要性を感じません。

単純に上代の設定が高すぎるんじゃないですかね。秋田木工が出来るんだから、トーネットに出来ないはずが無いと思うのですが…。高級ブランド化を進めたメーカーの戦略が時代と合わなくなってきただけの事なんじゃないか、なんて思ってしまいます。

by hara_taka (2009-10-07 11:40) 

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