ジャパニーズモダンな低座椅子

以前もご紹介した、昭和30年代頃のジャパニーズモダンな低座椅子、残りの1台も張替えましたのでご紹介です。


今回は淡いパープルのファブリックで張替えてみました。

幅500、奥行き610、高さ640、座面高さ300（売約済み　どうもありがとうございました。）



豊口克平や長大作の低座椅子を想起させるモダンなデザイン。
メーカー等の詳細は不明ですが、ディテールまできちんとデザインされたとてもいい作りです。


背もたれが水平に折れ曲がっているのが特徴的。


あぐらもかけそうな座面です。
濃いめのナラ材のフレームと、明るいファブリックのコントラストもなかなかいいと思います。


フレームは経年変化で味のある色合いに。


フレームに若干の傷みはありますが、全体的に綺麗です。
吉村順三氏が設計した建築の室内に似た様な椅子が置かれているのを見た事がありますが、まさかね...。