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マーク・ロスコ展 [日記]

少し前の事になるが、千葉の佐倉にある川村記念美術館に「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」展を見に行った。

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広い庭園もある敷地の中の美術館はなかなかキュートな建物で、「JAGDA新人賞2009」受賞の色部義昭氏によるサインも過剰な“デザイン感”が無く、とても判り易く、全体的に大変快適な美術館だった。レストランもなかなか良かった。

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「一番好きなデザイナーは?」「一番好きなミュージシャンは?」とか、「一番好きな作家は?」なんて質問を投げかけられても答えるのに苦労してしまうが、唯一、「一番好きな画家は?」という問いには、「マーク・ロスコ」と即答できる。

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HANAE MORIビル解体 [日記]

一時は表参道の象徴と言われていた、HANAE MORIビルの建て替えが 正式に決定したらしい。全くニュースにもなっていないが。最近はブランドビルが乱立し、また、表参道ヒルズが華々しくオープンしたりしているので、正直、影が薄くなってしまった印象だったけど。

先日用事があって久々に表参道を訪れたが、すでにHANAE MORIブティックも移転していた。ちなみに所有は大林不動産。 竣工は1977年で、いまは2009年、つまり完成から32年。 設計は世界の丹下健三氏。32年しか保たない建築界の巨匠のビルか…。

経済を活性化する為に必要な作業なんだろう。もはやそうしていかないと日本と世界の経済は成り立たないのかな。 でも建築雑誌とか、 建築ジャーナリズムはどう解釈しているんだろうか。 個人的にはそれほど好きな建物ではなかったけど、 前職場がすぐそばだったり、身内が働いていたりしたので、やはりセンチメンタルな気持ちにはなる。

エコとかロハスの精神との整合性は? 金になるエコとかロハス以外は邪魔者なのか? どう理解したらいいんだろうか。誰か教えてほしい。 以前はストレートに「保存しろ!」なんて思っていたが、 経済危機以降は単純にそうも言い切れないのか、と考えたりもする。

でもね。なんだか。建て替えばっかりって、ちょっと、“ダサい”気がする。上手くリノベーションする方向のほうが大林不動産の評価も上がる様な気がするが、そうもいかないのか。

それにしても本当にニュースになっていない。こういう話題をほとんど取り上げないマスコミとか建築・デザインジャーナリズムって?CASA BURUTASとかでも、もっと話題にしても良いのでは?

“Free As A Bird” [日記]

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国立駅の北口を出てから西へ、立川方面へ向かう道には鳥のシルエットが描かれた街灯が電柱に取り付けられている。それほど賑やかでは無い通りにも。いつ頃設置され、誰がデザインして、なぜ鳥の絵になったのか。詳しい事は判らないけれど、とても素敵な街灯だと思う。モダンで先鋭的な街路灯も良いかもしれないが、こんな力の抜けたデザインの街灯も悪くない。きっと今後何十年経っても、“時代遅れ”的な感じにはならないだろう。

古道具屋程自由な商売は無いと思う。店に何を置くか、幾らで仕入れて幾らで売るか、いつまでに売り切らなくてはいけないのか、週に何日営業するか、何時に開けて何時に閉めるか。他の業種でも幾つかの要素は店主の裁量で決められるとは思うが、古道具屋はこれらの全てが店主の判断一つ。仕入れの値段はなかなか思うように行かない場合もあるが、それでもある程度コントロール出来る事もある。だからそんな商売が好きだし、この商売だからこそのこんな“自由感”は大事にしていたい。

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欧州への憧憬 [日記]

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ルフトハンザのポスター、アルミフレーム入り。(売約済み どうもありがとうございました。)

ヨーロッパにはしばらく行っていない。でも時間をおくと、無性に行きたくなる。

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“in”か“out”か [日記]

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梅の花が満開。梅の花ってかわいいですよね。可憐という表現がぴったり。

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莟も丸くてぷっくりとしてこれまた愛らしい。

仕入れの時にもちろん全ての物に手を出す訳にはいかず、残念ながら選択をしながら、店や倉庫に物達を連れて帰ってくる。そんな時に何を基準にするかが、古物商を営む各々の個性となっていく訳で。

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関越道冬景色 [日記]

冬の関越道はこんな景色。

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もっともこんなに道路まで積もっているのは、関越トンネルを抜けてから六日町くらいまででしたが。そして海まで抜けると雪は積もってはいないものの、みぞれまじりの天気。

冬の日本海の虹、初めて見る光景です。


「古くて美しいものの在る場所 vol.1」 [日記]

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火曜日の事。商品の入れ替えで店をごそごそといじっていると、夕方見覚えのある若者が訪れてきました。「古ボロ庵 titcoRet」のU君。「こぼろあん ちこれ」と読みます。で、本駒込のギャラリーにて今度の土日に「ふるもの市」を開催されるとの事。色々な業者さんが集まって、何やら楽しそうです。めんどくさがり且つ腰の重い自分は骨董市等はもっぱら見に行く専門。時間が取れるかはちょっと微妙ですが、覗いてみようかな、と思っています。ご興味のある方、是非足を運んでみて下さい。個性派の面々、なかなか面白そうですよ。そして日曜日は久々に東郷神社にも行ってみようかな、なんて事も思ったりして。

みんながんばってるな〜。

盛りだくさんの週末 [日記]

いよいよ12月。日本産のブックエンド犬も時の流れの早さに戸惑い気味の表情です。

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暑がりの冬生まれのとしては嬉しい季節です。とはいえ、家具の引き取りに行ったりするとすぐに汗をかいてしまうのですが。

週末は盛りだくさんでした。まずは金曜日と土曜日の「クラシコムの蚤の市」。本当にたくさんのお客様に足を運んで頂きました。どうもありがとうございました。普段よりも1時間半早い開店時間プラス、途切れる事の無いお客様にヘロヘロになりそうでしたけど(笑)。残念ながら当日引き取りが決まってしまった為、自分でクラシコムさんの商品をゆっくり見る事は出来ませんでしたが、たくさんの方が楽しんでおられた様で、わたくしも大変嬉しく思います。また、当店にも、いつにも増して幅広い層のお客様に来て頂き、より多くのお客様に当店の事を知って頂く機会が出来た事も、嬉しく思います。ご来店頂いた全てのお客様、声をかけて下さったクラシコムさんに改めてお礼を申し上げたいと思います。「どうもありがとうございました!」

そして日曜日には、


VOLVO 240 [日記]

中古家具屋ですので、仕事にはもっぱら1tトラックを使用。以前はハイエース使用でした。ハイエース号は、仕事もプライベートも大活躍。ですがトラックに替えた後は、さすがにプライベートで使用する気にはなれず、思い切って車を購入しました。店舗用の物件が見つかるちょっと前というタイミングの悪さでしたが(笑)。

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いい店 [日記]

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もちろん自分で店を始める前から考えていた事ですが、「いい店」って、どんな店だろうな、と実際に自分で「店」を開いてからは、さらに考えます。考えさせられます。とりあえず自分で思う条件を箇条書きに。

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